二胡の選び方について。 二胡ってどういう物が良いの?という疑問を解決すべく、簡単に良い二胡の解説を書いてみようと思います。これであなたも二胡目利き!
二胡の作り
二胡は、蛇革の張ってある胴体、棹、調弦軸で出来ています。
調弦軸には、シンプル木軸、縦巻きギア軸、引っ張りネジ軸の3種類があります。木軸はシンプルなので故障が無い分、抜けないように押し込みながら巻く必要があります。微調整が効かないので、微調整用に糸か金具を付けて使います。他の二つもそれぞれ一長一短。二つとも微調整が効く事、軸が抜けない事が長所、ギア式はギアの噛み合いがゆるいので、巻いても音程が変わってくれない範囲があり、その癖を理解してあげる必要があります。ネジ式は、軸に重みをかけるとネジが曲がってしまったり、何か引っかかったまま巻くと戻って来なくなったりするのを気をつける必要があります。
胴体は板を張り合わせて筒にしてあります。この繋ぎ目が綺麗かどうかもチェックしましょう。棹は筒を突き抜けてます。この棹が通る筒の穴に隙間が無いかどうかも要チェックです。音の柔らかい昔ながらの蘇州六角胴体、音を大きく改造された北京八角胴体、さらに大きくした楕円や遍八角形胴体など、いろいろな形があります。
二胡選びのポイント
二胡を選ぶ大きなポイントは3つ、
- 木材
- ニシキヘビの革
- 作りの良し悪し
・木材
二胡は、紫檀、黒檀、老紅木等で作られます。一般に紫檀が華のある音、老紅木が哀愁のある音と言われます。木材なので、見た目に気に入る物を選びましょう。「インド小葉紫檀」が一番高級木材です。
・ニシキ蛇の革
ワシントン条約にひっかかるにくいやつです。うろこが大きいほど良いのですが、あまり大きいと革が厚すぎて板胡のようになってしまいます。並びで数えて11個~13個が良いとされています。
革を太鼓のように叩いてみるのも良いです。ぽんっと綺麗に鳴ればOKです。その他、太陽にかざして裏から見て深い黄色く見える革は油の乗った良い革だそうです。
・作りの良し悪し
二胡は職人が手作業で一つ一つ作っているので、棹がねじれてたり、張り合わせた部分に隙間があったり、割れてたり欠けてたり、調弦軸の穴がゆるかったり、角度がおかしかったりという物が結構あります。一見、良い楽器に見えても、よくチェックして選びましょう。小さいヒビ、擦り傷などは気にしなくて大丈夫です。
音量が大きい程音色が悪くなり、音色が良いほど音量が小さくなる傾向があり、
両方を兼ね備えた楽器になるほど値段が高くなります。
もちろんその他、原価、見えない成長性、作者の知名度、鑑定士の判子等で高くなりますが。
例えば、あまり大きな音でひくと近所迷惑、というなら、音色は思いっきり良い物を探しても、音が小さければ少し値段も安くなります。
自分の需要に合った二胡を手に入れましょう~
弓は、硬すぎずやわらかすぎず。軽すぎず重すぎず、空中に自分の名前をすらすらと書ける物がよいです。
