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二胡の歴史

 二胡の「胡」とは、モンゴルなど北方民族の総称でした。胡の楽器すべてを胡琴と言っていたのが、現在は弓弦楽器の総称として使われています。

 二胡の由来についていろいろな説がありますが、唐の時代には、今の二胡とかなり近い形の、奚琴と呼ばれる楽器が流行していたそうです。二本の弦の間から竹で弦をこすって音を出すというもので、この楽器の登場により、中国伝統楽器「吹く、打つ、弾く、拉く」がそろったのでした。  

 宋の時代になり、稽(けい)琴と呼ばれる楽器へ進化、しばらくしてモンゴルから馬の尻尾を使った馬尾胡琴が現れ、その後の二胡、京胡、高胡などへの発展へ大きな影響を与えました。  その後、清の時代になり、洋琴(今の楊琴)、月琴、三弦、スオナー等多彩な中国楽器が生まれていきました。 (人民音楽出版社の中国民間音楽概論より翻訳)


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